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Dear you
小さな花瓶と白いベッドが最期を彩るこの場所で
あなたにひとつ最初で最後の嘘をついた
弱虫の私を許してね
逃げることしか思いつけなかったの
あなたと最後まで向き合う
その覚悟がなかったの
いつも柔らかい笑顔で
私を見ていたその顔が
最後の最後に悲しげに
歪む姿に耐えられなかった
あなたに背を向け泣いていた
私の心を見透かすように
「ごめんね」
なんてただ一言
たった一言だけ
「幸せだった」
その一言だけ
それが全てなの
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