第三章『作戦会議』

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~『入退場』編~ リナ「やっぱり基本は同じ側の手と足を同時に動か すロボットみたいな歩き方じゃない?」 トモ「でも、ベタ過ぎない?」 ナオ「いや、それが反ってウケるんじゃねぇか?」 タカ「僕らだけでやっても意味ないよね。どうせやるならみんなでやらないと」 リナ「みんなで?アハハッ、それはかなり面白い」 トモ「まるでロボットの卒業式だね」 ナオ「入場はロボットとして、退場もロボットか?」 トモ「え~、同じことやってもつまらないよ」 タカ「後ろ歩きで帰るっていうのは?」 トモ「それはちょっと危ないんじゃない?」 タカ「だよね」 タカ、テンション下がる。 ナオ「いやいや、アイディアとしては面白いから。(『いつもはクールなタカが珍しく面白いアイディア出してくれてるんだから気をつけろよ』)」 トモ「(『ゴメン、ゴメン』)」 リナ「ん~、何かいい案ない?」 ナオ「こんなんどうだ?」 トモ&リナ「何々?」 ナオ「サ○エさん見たことあるか?」 リナ「もちろんあるわよ」 ナオ「じゃあ、エンディングも?」 リナ「えぇ。じゃんけんの前のでしょ?」 ナオ「そう。あのシーンを再現するとかどうだ?」 トモ「先頭が笛吹きながらみんなを誘導するみたいな?」 一同想像中。 ナオ以外「アハハハハハハッ」 トモ「それ最高!」 リナ「ちょい駆け足でみんな一列になって退場・・・って、列長いし!どんだけ時間かかるのよ!」 タカ「笑いながら突っ込まなくても。フフッ」 ナオ「そういうお前も笑ってるじゃん」 トモ「ウフフフフッ・・・はぁ、最初から笑い過ぎちゃった。入退場に関してはこんな感じでいいかな?」
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