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経歴
「中澤翔太ーーあなたの経歴は、、」
名前も言わずに突然、男は突然そう言った。
男は、長い髪の毛。
まるでサーファーの様だ。
メガネをかけていて、目元と口元にホクロがある。
「ほぅ。。これは随分と犯罪を犯してますねーー窃盗、傷害、通り魔殺人ですか。。」
ーーなぜそんな事を??
ーーあなたは誰ですか??
「私は神ーー。そう言いたいところだが、神とは所詮、空想上の生き物なのだ。私には名前などない。。何とでも好きに呼ぶがいい」
男はそう言った。
「ーー何とでも?」
翔太は繰り返し聞いた。それに男は頷いた。
「それにしても、翔太さん、、あなたの被害者は10名にものぼりますね。。」
ふぅ。
男は大きなため息を一つ溢した。
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