15歳の私へ

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お母さんを支えることも励ますことも会うこともしようとせず、自分が虐められていたことに、学校という縛られた組織に、できるならもっと頑張れという大人に、何もかもに嫌気がさしていた。 どこにもぶつけられない 環境も変えられない やりたくないのに頑張らないと怒られる 今思えば他人を、 家族でさえも思いやる余裕が無かったんだろう。 25歳になった今、 親であることの大変さを知った。 過去の自分を悔やんだ。 一方で過去に戻ったとしても 同じことを繰り返すだろうと思う自分が嫌になった。
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