ねぇ、あの味を覚えてる?
1/6
読書設定
目次
前ページへ
次ページへ
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/
6ページ
「ねぇ、覚えてる?」 機嫌の良い母に問いかけた。 母は、幼児のような間延びした返事を返す。 「なぁに?」 母はスプーンを持って、口許にたくさん食べカスをつけていた。 その姿が、本当に幼児のようで思わず笑ってしまう。 「ううん、なんでもない。美味しい?」 そう聞けば、母はとびきりの笑顔で美味しいと答えて、シチューに向きなおり、かぶり付いた。
/
6ページ
最初のコメントを投稿しよう!
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
本棚追加
1
スターで応援
138
スターを送って 応援しよう!
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!