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「何処ってそりゃあ、パンツが隙間から見えないかなって」
「私、ルシアのそういう欲望に忠実なところ嫌いじゃないけど、他の女の子は嫌がるからやめた方が良いよ?」
他の女の子ね、と頭を振りながら拾った鍬で畑を耕す。
後ろに下がりながら何度も振り下ろして。
「つったって、このルーシッド村には同い年は俺らだけだろ? あとは大人ばっかりだし」
俺達の住む村はかなり田舎なので、あまり若い人が居ない。
みんな都会に移り住むからだ。
そして都会で生まれた子供は、こんな廃れた村の存在なんて教えられてないだろう。
まあ、そんな村も今日は賑わいを…………ちょっと待て。
主役たるこいつがなんでまだ、うち畑に……?
「そりゃまあそうだけど。 …………私としては、他にも女の子居なくて助かるけどね……。 もし私より可愛い娘居たら……と……れ……うし……」
「なに? 聞こえないんだけど」
「むうぅ~! 何でもないよ!」
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