5人が本棚に入れています
本棚に追加
3Dプリントの家に住む人々
【News in Levels】
People live in a 3D-printed house 07-05-2021
YUAは20代の頃、注文住宅のムック本(季刊誌)の企画営業とライターをやっておりました。日本で住宅といえは在来工法がメジャーですが、材木が少なくレンガや石など日本ではあまり馴染みのない材料で家を建てる国も多いです。そもそも地震がなかったり、少ない国に多い傾向なのですが。
従来の工法を覆すかもしれない⁉ニュースです。
オランダのとあるカップルがヨーロッパで初となる3Dプリントの家の入居者になり、これはオランダのアイントホーフェンという都市の「プロジェクト・マイルストーン」の5棟のうちの最初に完成した家です。
一階建ての家は丸い巨大な石の形から着想を得ており、寸法や形状が従来の方法だと難しく建築の費用が高いです。それは3Dプリンターのノズル(吹き出し口)を使って耐力壁(たいりょくへき)が造られている、初めて合法的にそして商業目的に賃貸されている物件です。
プリンターは設計に従ってコンクリートの層を壁に造ります。これはコンクリ―トの利用を少なくすることで費用を抑えたり環境への負荷を減らす方法と見なされています。
「プロジェクト・マイルストーン」とはコンクリート住宅を全て3Dプリンターで建ててしまおうという計画だそうです。
3Dプリンターで家が建てられる時代がくるとは…すごい。
以前3Dプリンターでフィギュアの製作をしているところを見たのですが、材料が出てくるプリンターのノズルが巨大化して、ホイップクリームを出すかの如く家の壁が造られていくとは…。
「マイホームは3Dプリンターで造ったのよ」
建てるではなく、造ったと浸透する時代がくるかもしれませんね！
最初のコメントを投稿しよう！