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カナダの酷暑
【News in Levels】
Canada heatwave 07-07-2021
昨年、一昨年は熊本で台風による水害、今年は熱海で土砂崩れ・島根と鳥取を中心に山陰・山陽地方では大雨洪水警報、そして九州や四国を中心に全国的に天気が荒れています。
この影響は他人事ではありません。YUAもいざに備えて避難時に持ち出す荷物の整理をしました。毎年のことながら梅雨から台風シーズンに頭を悩ませる日々です。
天候は我々がどうこうできることではありませんが、予想を遥かに上回る熱波によりカナダでとんでもない酷暑により多大なる被害が出ているようです。
カナダのブリティッシュコロンビア州中部にある町、リントンでは先週カナダの史上最高記録の気温を3回も破り、ついに49.4℃まで上昇しました。
カナダ西部の上空を熱波が覆い、アメリカのカリフォルニア州から北極圏にのびる停滞している高気圧の熱波のドームが原因とみられています。
気候学者はこの熱波は驚異的で前代未聞であると説明し、数十年前に定めた高温の記録を追い越し続けると予測しています。
ブリティッシュコロンビア州では直近の4日間で少なくとも233名の方が亡くなっており、(例年の)4日間の平均である約100名の亡くなった方の数を上回っています。
カナダ全土で人々は安全に暑さを凌ぐように過ごしており、日陰、水、そしてエアコンを求めています。
この酷暑により学校は閉鎖され、天然ガスの価格やプレーリー州の農業従事者が育てている世界の大半を占める小麦粉やキャノラー油(菜種油)の作物が燃えました。
専門家は短期間(1カ月から1年)における気候変動は熱波などの極端な気象現象の頻度を増加させると説明しますが、単一事象と地球の温暖化との関連付けは低いようです。
熱中症になった友人曰く、急に貧血のような症状に襲われて気が付くと床に倒れ込んでいたとか。その日は勤務先に友人以外誰もいなかったので、這うように机にあったペットボトルの水を飲んで、落ち着いてから病院に行ったそうです。
YUAも熱中症で職場(エアコンが不調で利きが悪かった…)で倒れたことがありますが、あまりにも突然のことにびっくりしました。急に頭から血が足にだーっと流れて、机にしがみつきそのまま倒れました。
幸い他のスタッフが気が付いて、すぐに意識を取り戻して休憩室で休んでいました。(そのあと普通に仕事するとか、今考えるとありえない…かな・汗)
梅雨が明ければ日本でも猛暑が訪れるでしょう。
コロナは一向に収まる気配がなく、マスクを着用しての日常生活がまだまだ続きそうですが、熱中症対策も意識しつつ夏を乗り越えたいものです。
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