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ユーリはロシアのホビット
【News in Levels】
Yuri the Russian Hobbit 24-06-2021
もう10年以上前になるのですが、映画・ホビット(ロードオブザリングがお好きな方は知っているかな?)の撮影地になったニュージーランドのマタマタという小さな街を訪れました。ニュージーランドでは自然保護のため撮影で使われた場所は自然に返すのですが、その撮影地は私有地であったため観光客用に開放されていたのです。
映画に出てくるホビットの家がそのまま残っていて、大興奮でホビットの家を見学しました。
リアルホビットの家が遠く離れたロシアにあるとは…!
以下、ロシアのとある弁護士のリタイア後の生活のニュースです。
5年半前に、モスクワのとある弁護士が経歴を残して森の中の小さな小屋で暮らすことを決めました。
彼の地下の家の入口の右側がホビットのドアのようなので人々は彼をホビットと呼びだしました。しかしながら、ユーリ・アレクセエフ氏は不思議の国のアリスのキャラクターにもっと似ていて、彼は白いウサギさえ持っていると言います。(Level1にユーリ氏は白ウサギを飼っていると記載有)
かつての弁護士はブッククロッシングの活動に参加しており、ブッククロッシングとは他の人々が本を手に取って読めるように公共の場に本を置く活動のことです。
今までのところユーリ氏は約4,500冊の本を登録しています。彼は彼の小さな小屋でチェーホフの傑作である「桜の園」の講座も開いており、YouTubeに流しています。
ブッククロッシングは日本でも行われていて、駅の構内で自由に本が読めるように無料で貸し出しているのを何度か見たことがあります。今はコロナの影響なのかすっかり見なくなりましたが…。
しかし、ユーリ氏の生活は憧れます!
お住いの画像を見たのですが、映画・ホビットの世界そのものを見ているような可愛らしいお家です。私も老後は小さな家でのんびり暮らしたいな~。
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