第5話決戦!

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第5話決戦!

タケルたちは、指定した場所まで向かった。ヘリで仲間が迎えに来ていた。ヘリの中でこれまでのことを詳しく話した。 「そんなことが?!それは災難でしたね。」 「あぁ、全くだ。早くセルビアたちを倒して、ちゃんとしたワクチンを開発しないと・・・。」 「タケル、俺たちも協力するぜ!!セルビアたちを俺たちで倒して、世界を救おうぜ!」 ツヨシは強く言った。みんなも頷いた。 数時間後、ニッポンに到着した。タケルたちは急いで、KSB研究所に向かった。 KSB研究所に向かう途中、道端で倒れている女性を発見した。タケルは、急いで近寄った。 「大丈夫ですか?!」 「息・・・が、出来ない・・・。」 女性は、うまく息することができなくて、呼吸困難状態になっていた。タケルは急いで、救急車を呼んだ。 「大変です!!女性が呼吸困難な状態で道端に倒れてます!」 「場所は何処ですか?!」 タケルは、場所を伝えた。 数分後、救急車が到着した。すぐに、応急装置が行われて、女性は運ばれていった。 タケルたちは、再びKSB研究所に向かった。 数分後、KSB研究所に到着した。早速、作戦会議を始めようとした、その時パソコンが鳴った。 「ビデオ通話が1件きてます。」 タケルは、恐る恐るクリックした。 「どうも、タケル君。」 セルビアからだった。タケルは、全体に見せるため、前にあるスクリーンに写した。 「セルビア!!なぜ、この番号が分かるんだ?」 「そんなことは、どうでもいい。それより、私たちが今いるところは、何処か分かるかな?」 「まさか・・・?!」 「そう、私たちがいるところは、ニッポンだよ。」 「なんだと?!」 「まさか、俺たちに殺られにきたの?」 ツヨシは、煽りながら問いかけた。 「そんなわけないに、決まっているだろ。それより、もうひとつ。」 セルビアは、カナデを連れてきた。 「タケル!!」 「カナデ?!貴様、カナデをどうするつもりだ!」 「もし、私たちの邪魔をしたら、こいつの命はないと思え!」と、通話を切られてしまった。 「クソ!カナデ!!」 タケルは、大声を出した。通話の発信源でセルビアたちの位置は分かっているけど、人質がいるから下手に手は出せない。 「なぁ、どうするんだよ?タケル。」 ツヨシは、問いかけた。 「もちろん、奴らのアジトに乗り込む!カナデを助けて、奴らを倒す!!」 「でも隊長、下手に手を出したら人質に危害が及ぶかもしれませんよ?」 「あぁ、分かっている。ちょっと、待っててくれ!」 タケルは、何かを取りに行った。 「お待たせ!」 「タケル、何を取りに行ってたんだ?」 「これを取りに行ってたんだ。」 タケルは、ヘルメットみたいのを見せた。 「これは何ですか?ヘルメット・・・?」 「これは、私が前に開発した、透明人間になれるヘルメット、ポルヘル!通称ポルターヘルメットさ!」 「それで、本当に透明人間になることができるのかよ?!」 ツヨシは、不思議そうに問いかけた。 「じゃ、見といてくれ!」 タケルは、ポルヘルを頭に装着した。 「じゃ、始めるから、よ~く見とけよ!」 タケルが、耳のところにあるスイッチを押すと、不思議なことに、たちまち透明になり完全にタケルの姿が見えなくなったのだ。これには全員、驚いた。 「どうだ?スゴイだろ!」 「まじで、スゴイぜ!さすが、タケル!」 「戻るには、もう一回、耳のところにあるスイッチを押せば元に戻る。」 「これなら、奴らのアジトに潜入して倒すことができますね!」 「全員分あるからよ!」 全員は、頭にポルヘルを装着してスイッチを入れて、透明になった。タケルたちは、武器を持ってセルビアたちのアジトへ向かった。 数時間後、アジトに到着した。入り口には、見張りが立っていた。でも、タケルたちは、透明になっているので気づいていないようだ。 タケルたちは、あっさり潜入することに成功した。そして、セルビアがいるところまで、やってきた。そこに、中ぐらいの(おり)の中にカナデの姿があった。タケルが、助けにいこうとした、その時バーンと、銃声が鳴って弾薬がタケルの近くの床にめり込んだ。 「どうして、ここが分かったんだい?」 「それはな・・・。」 タケルは、説明した。 「なぜ、お前は俺が見えてるんだ?!」 「この、人の熱で透明になった人も見える、サーマイトメガネだ!キングからタケル君がそれを開発していることを聞いて、開発していたのさ!それより、君らは帰ることはできない。ここで死んでもらう!」 タケルたちは、囲まれていた。ルビアたちも、サーマイトメガネを装着していた。 タケルたちは、見えてたら意味がないのでポルヘルを外した。 「さぁ、君たち死ぬ覚悟はできてるかい?」 「死ぬのは貴様らの方だ!セルビア!!」 そして、激しい銃撃戦は始まった。 数十分後、タケルたちは、ルビアたちを倒した。 「さぁ、残るは貴様だけだ!セルビア!」 「フン、殺されてたまるかよ!」 セルビアは、カナデを檻から出して逃げた。タケルは、ツヨシに銃を預け、セルビアを追いかけた。ツヨシたちも追いかけた。そして遂に、セルビアを追い詰めた。 「さぁ、もう逃げられないぞ!」 セルビアは、胸元から拳銃を出して、タケルの心臓を狙って発砲した。タケルは、そのまま倒れた。 「セルビア!何をしやがる!!」 ツヨシは、セルビアに銃を向けた。 「おっと、こいつを殺されたくなかったら、銃を捨てろ。」 セルビアは、カナデに拳銃を突きつけた。ツヨシは、大人しく銃を捨てた。 セルビアは、死んでいるタケルの前にいき言った。 「私たちの勝ちだ。ハハハ。」 その次の瞬間、セルビアは足を撃たれた。セルビアは倒れた。みんなは、セルビアを押さえつけた。 「なぜだ?!なぜ生きてる!!」 「防御服をおかげで!」 「タケル!!」 そう、タケルは死んでいなかった。死んだふりをして、セルビアが近くにきた時に胸元に隠し持っていた拳銃で撃ったのだ。 「カナデ、ごめんな。」 タケルは、カナデを抱きしめた。 その後、警察に通報してセルビアたちとキングは逮捕され、連行されていった。 その後、セルビアのパソコンからダークコロナを治すワクチンのデータも見つかった。タケルたちは、急いでワクチンを開発して、自分たちで実験して2週間で完成した。全国民に射ち、ニッポンに平和が戻った。KSBの誤解も解け、今でもニッポンの平和を守っている・・・。 その1年後、タケルはカナデと結婚したのだった。                                    完
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