第1話ダークコロナ襲来

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第1話ダークコロナ襲来

俺は大和(やまと)大和タケル。KSBの隊長だ!  KSB、通称国際秘密捜査部隊とは、世界中の闇を捜査して暴く部隊だ。 「今日のニュースは何かな?」とテレビをつけた。 「昨日の午後10時頃、ニッポン病院に38.5度の高熱の患者が運ばれてきました。すぐ検査したところ、これまでにない新型ウイルスだそうです。キング国王によりますと、ダークコロナという新型ウイルスだそうです。まだ、どこからきたのかは分かっていません。」 「新型ダークコロナか・・・。ヤバ!!もう、こんな時間だ!!急がないと!」 タケルは家を飛び出し、急いで本部に車で向かった。 「なんとか間に合ったな。」とため息をついた。 キング国王が朝礼で新型ダークコロナについて話した。 「お前たちも知っていると思うが、現在は感染者が少ないので大丈夫だが、増えたら感染力が強くなり危険なので、お前たちにはワクチンを開発してもらう。」 KSBは、ワクチン開発などもできるのだ。 KSBは、ダークコロナから世界を救うためワクチンを絶対開発してやる!!と心に決めた。タケルは全員に言った。 「まずは、ダークコロナについて知ろう。」 「そうだな。ダークコロナについて知らないと、ワクチンを開発できないからな。」と、副隊長の山田ツヨシが言った。 隊員たちは、ダークコロナの成分について調べていった・・・。その後も、ダークコロナの感染者はどんどん増えていき、感染力も強くなっていた。 「今日のダークコロナの感染者は100人です。合計で感染者は400人で、死者は85人です。」とニュースは報道した。 「ヤバいな・・・。早くワクチンを開発しないと・・・。」と、タケルは本部に向かった。本部に着くと全員に言った。 「ダークコロナの感染者がどんどん増えているから、早くワクチンを開発させよう!」 「はい!!」 隊員たちは、必死になって調べた。 「タケル隊長!!このワクチンならいけると思います。」とアカマツ隊員が言った。 「これならいけるかもしれない。よくやった、アカマツ!!」 それは、以前に流行していたダークエンザというウイルスと同じ成分のワクチンだった。だが、ダークコロナはダークエンザよりも強いウイルスだったため、ダークエンザワクチンは使えなかった。隊員たちは頭を抱えて悩んだ。 「心配するな。」とキング国王が言った。 「どういうことですか?」とタケルは問いかけた。 「お前たちは、ブラウン帝国と共同開発をしてもらう。」 「ブラウン帝国とどうしてですか?」 「実は、ブラウン帝国もダークコロナに調べていて、ダークコロナワクチン開発しているんだ。でも、人手不足で困っているそうだ。だから、ワクチン開発技術が高いKSBに依頼したそうだ。どうだ?やるか?」 「はい!!やります!」と隊員たちは言った。 こうして、ブラウン帝国とのワクチン共同開発が始まった。                《続く!!》
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