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そのあとは、もう一度寝る!と言ってみたり…
慌てて飛び起きて、俺と頭をぶつけたり…
遅刻しないように配慮はしているものの。
独占欲が強く、時々カイにナオがいないところで怒られる。
時間があるときは、朝ごはん作ると張り切るが…手伝うよ、といいつもキッチンに一緒に立つが気が付くと俺がほとんど作っていることが多い。
そして…俺は彼女を送り出し、あの引き出しを開けて確認する。
「昨日と変わりないな…忘れているんだろうけど、あの人の事は忘れていないんだろうな。」
いっそ、燃やしてしまおうかとも思ったが…。
そこには…俺が見つめていたナオの日々が書かれていた。
彼女が愛していた彼との…日記だった。
俺は毎朝、それを読むのが習慣になっていた。
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