序章[知っている。]

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俺と彼女は、ようやく付き合うことができた。 その彼女に去年プロポーズし、俺たちは結婚した。 けど彼女が… あの彼を忘れることなく、 今だ愛していること。 いいや、俺の次に? かもしれないが? それは、聞かないことにしている。 俺のそばに彼女は、いてくれている…から。 もしかすると… 彼の次に? 俺を愛していて、 俺となら穏やかに過ごせる? そう、判断しての今のこの生活なのかもしれないが…。 それでもかまわない! 俺が生きていくうえで、 彼女はなくてはならない存在だから。
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