45人が本棚に入れています
本棚に追加
「楽しみですねぇ」ノアールははしゃいでいる。
「それはそうと、カターシャ、ブリードからの代償は何だったんだ?」ミカリス王が尋ねる。「んなもん言わねぇよ……」顔を赤答えるカターシャ。アズールは後ろでにこり笑っていた。
森の上空に着いた頃、「みんな、大蛇の元に到着したら、大蛇と絶対に目を合わせたらダメだぞ。いくら顔を上げろと言われても……」アズールが大声でつげた。
深く頷く一行。彼らの意思は皆同じ。「サリーを助けるために」だ。
最初のコメントを投稿しよう!