13.決着の願い

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「間違いなさそうだな」ブリードが巨大な翼をバサバサと羽ばたかせながら、続けてこう言った。「大蛇のおっちゃん、歯食いしばってろよ」 「ブリード、気をつけてね」アズールが目を細めて呟いた。  爆発音が森一杯に響き渡る。 ____もう少し優しく破壊することはできんのか 「優しくが一番苦手だ〜」ブリードが呟く。 ____ほっほっほ  低い大蛇の声とともに、土ぼこりの中から巨大なシルエットが現れた。  一斉に頭を下げる男たち。ノアールは「きましたねぇ」とボソリ呟いていた。 ____ありがとう。ブリードよ……しかし、お主ら頭を下げている暇はないんじゃろう。早く近くに集まるのじゃ、話はことが終わってからするとしよう。 ____お主ら覚悟を決めよ  大蛇が声を上げた。 「急げ!」アズールの声で皆が一斉に大蛇に駆け寄る。 ___________皆が時空の歪みに吸い込まれていく。 「何が始まるのかワクワクしてしますねぇ〜」ノアールの声だけがあたりに響き渡った。
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