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「ーーーー全ての人が一つの食卓を囲む。
そんな場所には、一人の太陽みたいな人がいるからよ。
貴方もそんな人になりなさい。
誰かを、大切な人を貴方の光で照らすのです。」
サリーは、幼き頃誰かに言われた言葉を思い出した。
「私はなれているかな・・・母のような人に」
「ん?どうした?」
ぼーっとしていたサリーの隣には、お皿をお皿を手にし口をもぐもぐさせているカターシャが。
「ちょっと、まだ食べているじゃない」
すると、カターシャはいつにもなく真剣な顔でサリーを見つめた。
「こんなに豪華でなくてもいいんだ。これからも、美味い飯を・・・・一緒に・・・・」
「いいよ」
「え?」
驚きかたまるカターシャ。自分で言ったのに変なやつだとサリーは思った。
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