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入学
「ついに来たーーー!!」私・佐山由紀は飛び跳ねながら喜んだ。私は頑張って勉強をしてこの夢崎高校に入学できた。私はもともと運動好きだったためそれででも行けたのだがこの夢崎高校にはいきたかったのだ。
合格通知が来た時
「よっしゃー」てがらでもなく叫んでたっけ。
「マジでうるせえなお前」と後ろから声をかけられた。
振り返ると幼馴染の立花武だった。
「そんなこと言わないでよ勉強馬鹿」
「矛盾してんじゃねーか」
「武は勉強しかしてないじゃん」
「佐山は寝すぎなんだよ」
「だからぁ由紀って呼んでよ昔みたいに」
「いえるか馬鹿」
「ちぇー」と言って私は体育館に向かった。
はぁと俺・武はため息をついた。昔は由紀のことをなんとも思っていなかったから由紀と普通に接していたのに中学生になるとなんか意識し始めて今では意識しまくりだ。だから俺は彼女と距離をとるため苗字で呼んでいる。正直もっと話したいとは思うなぁ。でも今も昔と変わらず口げんかばっかりだ。
多分彼女は自分がすいているっていうことはわからないんだよなぁ。
まあいいかじゃあ向かおう。その時だった。じっと誰かに見られたきがする。誰だ、思い振り返ったがその時にはもういなかった。
「なるほどね」と私・安藤桃子はつぶやいた。私は恋愛マスターだ。基本的に「この人達結ばれるな」と思ったら大体入籍するし、逆に「この人はやめといたほうがいい」っておもった人は分かれるのだ。そんなのじゃなくなんか興味があったから、見たのだ。いやぁこういうの結構好きなんだよな。
「ライバルが現れたら面白いのになぁ」
私は冗談でそういったが…。すぐ現れるとは思ってなかった。
俺・森吉仁はボール投げしていたもともと運動で入ったから勉強能力は皆無だった。だから入学式前にボール投げを楽しんでいた。ドッチが好きで好きだった選手がここで授業をやっているらしいからここに来た。青春をドッチにささげると思ったのに…。
「ふう」と女の子が来た。かわいい女の子だな。そう思っていると女の子が話しかけてきた。
「何しているの」
「ボール投げだよ…一人で…」と自分で言って悲しくなることをいった。女の子が気持ち悪いと思っているかもしれないけど続けた。
「俺…ドッチボールが好きなんだ。それで…憧れの選手がいて…」
「そっかーじゃあ私もボール投げしようかな」
「え」俺は耳を疑った。
「さあ来い」
「やあ」
「ヘぶ」
「お前全然出来ねーじゃねーか」
「いや私球技苦手でさ」
「じゃあ参加すんな」
「ごめんね」
そういって彼女は謝ってるようにした。しばらく遊んでいると、
「おい佐山行くぞ」と男の子が来た。
「あ、うん」と彼女が行こうとしたとき、「待って」と言ってしまった。
「最後に一ついいかお前の名前はなんだ」
「由紀よそっちは」
「森吉…仁」
「わかったじゃあね仁」そういって彼女は言ってしまった。胸がドキドキするこの気持ちはなんだろう。
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