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1 カメラ.
「それじゃあ……いきますよ……」
俺はあられもない姿で、大切なところを隠す事も無くベッドで横になり、背後のイケメンにされるままになっていた。
俺の排せつ用の穴にヌメッた液体を付けて時折、そのごつごつとした指先で弄ぶ。
俺は低く、
「うっ」
と、言葉にならない声を上げた。
ベッドで横になる俺に見えているのは灰色の壁だ。俺はその灰色の壁を見ながら、イケメンのたけり狂った物を受け入れるために深く、深く息を整えた。
初めてでは無かった。
3人目だ。
でも、名前も顔も思い出せない。
そんな、ただれた関係を俺は……送っていた。
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