ドキドキの想い

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ドキドキの想い

 電車に乗ると……毎日、彼女を見ていた。  彼女の姿を見つけると、いつも心臓の鼓動が高まる。  それは、せつなく成就しない恋なのか。  いつか大きく花開く恋なのか分からない。  でも……僕は……。  あともう少しの一歩を踏み出すことが出来なくて……。  彼女の一挙手一投足を『ドキドキ』とする心臓の鼓動を感じながら、目で追っているだけだった。
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