第3話満月の夜殺人事件(事件編)

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第3話満月の夜殺人事件(事件編)

静かな満月の夜。会社員の川光明(かわみつあきら)は、仕事終わりの帰り道。 「おい。」と言われ、後ろを振り返った・・・。  次の朝午前9時、明は遺体となって見つかった。現場には、警察と多くの人々が集まっていた。 「すぐ、この人の身元と死因を調べてくれ。」と松山警部がいった。数分後、山本警官が報告しにきた。 「松山警部、この人の名前は川光明。会社員だそうです。」 「で、死因は?」 「鑑識の結果によりますと、銃で頭を撃たれたものと思われます。死亡推定時刻は、昨夜の午後9時から午後10時だと思います。」 「そうか。目撃者は?」 「目撃者はいません。昼間は人が通りますが、夜になると店とかもないので、人が通るのも少なくなると思われます。あの時間帯は特に・・・。」 「そうか。犯人の手掛かりはなしか・・・。分かっているのは、被害者の身元だけか・・・。」 松山警部は頭を抱えた。 「あれ、松山警部じゃないですか?!」 「貴寛(たかひろ)探偵!!どうしてこんなところに?」 渡辺貴寛(わたなべたかひろ)は神探偵と呼ばれている物凄い推理力で、さまざまな難事件を解決してきた有名な探偵だ。助手の松高寛樹(まつたかひろき)と共に 私立探偵をやっている。助手の寛樹は、貴寛探偵に憧れてデタラメに推理して、貴寛に怒られている。そんな寛樹だが、物凄い格闘技で犯人をやっつけてしまう。 「たまたま、この近くを寛樹と通りかかったら、パトカーと人が集まっていましたので、何かあったのかな?と思い来ました。」 「そうだったのか!!ちょうどよかった。犯人の証拠がなくて困っていたんだよ。」 松山警部は、貴寛に事件の説明をした。 「なるほど。犯人は殺しのプロの暗殺者か、何処かの暗殺組織でしょうな。」 「どうして、分かるんだ?」 「だって、証拠も残さないといったら、この2つしかないんですよ。」 「なるほど。」 「じゃ、私たちは証拠を探してきます。おい寛樹、行くぞ!」 貴寛と寛樹は、証拠を探しに行った。松山警部たちもそのような人物や、組織がいなかったか署に戻った。だが、貴寛たちと松山警部たちは証拠を掴むことはできなかった・・・。 犯人は、プロの暗殺者か?or 何処かの暗殺組織か? あなたは、このミステリーを見破ることができるか?!                 《続く!!》
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