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第7話アイドル誘拐事件(事件編)
私は渡辺貴寛。助手の松高寛樹と共に私立探偵をやっている。世間からは、神探偵貴寛と呼ばれている。
「貴寛さん、マイワールドのライブ見に行きましょう。」
「なんだそれ?」
「えっ、知らないんですか?!今、超人気の男女4人組アイドルグループですよ。」
「なるほど。依頼とかもないし、久しぶりにライブに行ってみるか!!」
「やった!!」
貴寛たちは、車でライブ会場に向かった。
「やっと着いた~。しかし、混んでいるな。おい寛樹、ライブは何時からだ?」
「7時からです。」
「あと、2時間半もあるのに。」
「人気だからね。」
その時、パトカーがきた。
「ん?警察。」
「何かあったんですかね?」
「行ってみるぞ。」
「分かりました。」
貴寛たちは、警官の後を追った。警官はマイワールドの控え室へ入っていった。貴寛たちも中に入っていった。
「すみません。」
「あれ、貴寛探偵。どうして、ここにいるんだ?!」
「ライブに見にきたんですよ。そしたら・・・。」
「そうだったのか。」
「で、何かあったんですか?松山警部。」
「実はな・・・。」
なんと、マイワールドのメンバー三原夏子と秋山陽菜が誘拐されたのだ。いつまでも来ないメンバーを心配して、同じメンバーの伊藤陸斗と高橋海斗が電話したが繋がらなかったという。その時、三原夏子と秋山陽菜を誘拐した3000万用意しろ!警察に言ったら、コイツらの命はないと思え!!と、犯人からマネージャーの
電話があったのだ。
「なるほど。」
警察は、逆探知の準備をした。
「いいですか、真人さん。なるべく、長く話してください。」
「はい、分かりました。」と、犯人に電話した。
「3000万は用意できたか?」
「用意した!2人は無事なのか?」
「あぁ、無事だ。俺が今から言う場所に金を1人で持って来い!もし、警察に通報したら、コイツらの脳天をぶち抜いて殺る!!」
「分かった!!」
「6丁目の・・・。」と、犯人は場所を伝えると電話を切った。
「よし、我々も変装して現場に向かうぞ!!」
松山警部たちは現場に向かった。真人は犯人に電話した。
「着きました。」
「1人で来ただろうな?」
「はい。」
「よし、砂場の端っこ側を掘れ!ビンの中に入っている地図の場所まで来い!」
「分かりました。」
真人は車で地図の場所に向かった。松山警部たちはその後を追った。
貴寛は、三原夏子と秋山陽菜を助けることができるのか?!
犯人の目的とは?!
《続く!!》
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