用語集

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用語集

★祓魔師  大昔に妖怪と交渉して妖力を得た陰陽師が起源。  祓魔庁に所属し、人間に危害を加える妖怪を退治し祓う者。 ★妖怪  古来よりいつでもどこでもいる生物。人間を嫌うモノが多く、あまり人前に出てこない。種類によって人間を捕食するものもいる。姿形は様々。  祓魔庁により、状況や気性の荒さなど、様々な観点で危険と判断された妖怪のみが退治される。  一体につき一つの妖天穴という妖力の源を持っている。妖天穴を破壊されると妖石という石だけが残る。  人間を食べる→肉体強化  妖怪を食べる→妖力強化 ★祓魔庁  妖怪退治、管理を専門としている政府機関。討伐隊が全六課と後方支援部隊に育成課、救護課、人事課、諜報課がある。  資格を得た希望者は全員入庁可能。一年目は全員討伐隊から准隊員として入庁。二ヶ月間所属する事を条件に自分で異動可能。二年目からは正式に隊員になり、異動は人事課からの要請のみになるが、あまり異動はかからない。三年目から後方支援部隊への配属もあり得る。 ★各課規則  祓魔庁の全体規則とは別に、討伐隊の各課に設けられた規則。各課が掲げる祓魔師に必要な資質を規則にしている事が多い。必要な資質の根本は同じだが、細かいところで違いがあり、新人のうちに自分に合った課を見つける事ができる。長年同じ規則を使っている場合が多いが、長官が就任時にのみ、作り替える事ができる。この規則を破ったものは即刻退庁命令が下る。 ★妖力  妖怪が持つ力。祓魔師が持っている妖力は先祖から受け継がれているもので、条件の上で体に宿している借り物状態。そのため祓魔師の家に生まれた子どもは妖力に耐えられず死んでしまう事も多い。受け継がれた妖力は元になった妖怪の強さに関わらず、人によって妖力の強さ(妖力値)が違う。 ★妖術  妖力を駆使して使える術。妖怪と先祖返りは生まれつき持っている。祓魔師は祓魔庁の育成課が開いている道場へ通い、コントロールを覚え、自分に合った妖術を身に付ける。基本的に一人ひとつ身に付けるのがやっと。可能であれば二つ以上会得する者もいる。ほとんどが祓魔師になり、妖怪を退治する事を前提としているため、攻撃的な技を会得する場合が多い。先祖返りは受け継いだ妖術しか使えない。 ★妖力値 祓魔師が持つ妖力の大きさ(妖力量)を表すランク付け。必ずしも能力の高さに比例するものではない。  「身長体重妖力値」くらいの位置付けで、妖力に対する健康上身体的耐久値。しかし大きければ大きいほど、妖術の使える範囲や威力、使用時間に関係するのも事実。能力の高さに比例しないというのは、妖術を扱う上で本人の技術力も必要になるため。(妖力値が高くても技術力がなければ、妖力値が小さい人間に劣る)  S、A、B、Cとあり、さらにそれぞれ五段階分かれている。(Sランクのみ三段階) ★源流名家  祓魔師の起源になった陰陽師の十の家柄。それぞれ二つほど分家を持っている。  現在は五つにまで減っている(上段のみ現存)  倉林 香宮 佐々木 祇園寺 天道  笠井 斎藤 中務 星丞院 伊東     ★分家  源流名家それぞれに付き、本家を支え、本家の血筋を持つ二つの家柄。分家は全て現存。  倉林 ー 英(はなぶさ)、天野  香宮 ー 三崎、由利  佐々木 ー 成瀬、周防  祇園寺 ー 小牧、戸山  天道 ー 空木(うつぎ)、白石  笠井 ー 西、獅堂  斎藤 ー 芹沢、錦  中務 ー 若草、烏丸  星丞院 ー 牛尾、山口  伊東 ー 冠城、日向 ★先祖返り  源流名家が得た妖怪の妖力だけでなく、妖術も受け継ぎ生まれた者。  稀にしか生まれない。祓魔師は妖力が大きく、如何に使いこなせる事が重要視されるため、先祖返り自体はあまり特別視されることはない。
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