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結局折れたのは、面倒がわかっていながら断りきれずここまで来てしまった、メフィの方であった。
「……じゃあ、改めて聞きますけど。私に一体どんな面倒をやらせようってんです?」
メフィの気怠げな質問に、スーちゃんは待ってましたとばかりに膝をぺちんと叩いて答えた。
「それはもちろん、わざわざあなたの力を借りてまでやることなんですから、大々的な……」
ソファーの上に立ち上がって両手を上げてまでする宣言に、メフィは一瞬身構えたが。
「……三学期末テストの実技試験ですよ!」
「……はぁ?」
なかなか意味のわからない答えに、怪訝な声をあげるのであった。
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