10人が本棚に入れています
本棚に追加
そうか、父親がいないのかと思いながら優太を見る。
こちらをじっと見つめる丸い目。
か、かわいい……。
こんな僕だが子供は好きだ。ただ、どう接したらいいのか分からない。
「おじちゃん遊ぼ。」
優太はそう言って箱からいくつかのミニカーを持ってきた。
「ブーーン…」
そう言って床の上を走らせる優太のマネをして僕もミニカーを動かす。
だんだん楽しくなり優太の肩の上を走らせていると
「お待たせー! できたよ! 」
女性から声がかかった。
最初のコメントを投稿しよう!