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言った通りに
「帰ってきましたぁ、私ですぅー。」
会議室の扉を開けたのは、
血まみれの笑顔を浮かべた夜だった。
頼まれたことやってきたけど、
やりがいがなかった。
そう言って箱を持ち上げた。
「それは、地下に持ってったら?腐るよ。」
「腐っても価値あるはずだけどね?
れーとうしよっと。」
ステップを踏んで出ていった。
「エマ、あの中身は」
「覗いてみたら?
食事と睡眠を捨てられるならね。」
どんな姿でも。
朝日の親も朝日も壊れてる。連れてくる。
そういう事だったか。
「本当にいった通りになってるな。」
「そうでしょ?よくやるひとだよね。」
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