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第二章 柔らかい夢
その日は満月が浮かんでいた日だった。
そして、宣戦布告が夜に届いた日でもあった。
「どうするの?」
緑色のワンピースの軍服の少女が言った。
「勿論、受けようと思う。絶好のチャンスだからね。」
透明の布を被っている袖口が大きく広がっていてロングスカートの軍服を着た灰色の髪の少女が言った。
「内部と外側から壊すなら楽になるし。」
長ズボンのオレンジの軍服の少女は言う。
「まぁ、やれないことはない。」
ロングスカートの軍服を着た少女が言った。
これは軍医、みことを失う戦争が起こるまでの日々である?
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