剣術は苦手。

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剣術は苦手。

カンッ、カンッ、カンッ、 剣がぶつかるだけの音が響く。 夜はたしか、剣術が苦手だと苦笑いしていた。 確かに下手やな。 でも、食らいつくのはそうそう出来ることじゃない。 「夜、動きが結構良くなってる。」 「昔から苦手なんだよねぇー。 あ、夕方だから部屋に戻るね。ほどほどに。」 半袖で汗を拭いて出て行った。 「ほどぼどって。」
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