夜があるのなら
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夜があるのなら
夜があるなら朝が来るのは当たり前。 私は朝になったら皆から認識されなくなってしまう。この世界から消えてしまうのだ。 私は堤防の上で海を見ていた。 「おねーさん、これ、あげる。」 小さい髪の長い女の子がアメを私にさしだしていた。 「くれるの?ありがとう。」 「おねーさん、笑ってたほうがかわいいよ!」 私は少女の笑顔に幸せを感じた。
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