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美弥さんが話してくれた事は衝撃な事ばかりで、当たり前だけど知らない事ばかりで…。
「ずっと黙っててごめん」
「美弥さん…」
美弥さんは正直に本当のことを、気持ちを話してくれた。
わたしも、正直な気持ちを言わなくちゃ。
「美弥さん、わたしの今の正直な気持ち、言ってもいい？」
「⋯うん。聞かせて」
「正直、驚いた…今日話を聞くまでは、傷ついてた。だけど、話を聞いて、美弥さんの気持ちを聞いて、もう傷ついたりしてない…怒ってもないよ」
そう言うと美弥さんは驚いたように目を見開いた。
「美弥さんが話してくれたこと聞いて、わたしが傷つく様なことはない」
「⋯、」
「美弥さんが嘘をついてたことが悲しくて、嘘をついてた美弥さんと過ごした時間はニセモノなんじゃないかって思った…。でも、美弥さんがわたしを思って話せなかったなら、過ごした時間がニセモノなんて思わない。それに、かなの事があったから動揺したけど、かなの事とは全然違う。例え、美弥さんが光の友達でも、美弥さんは美弥さんだよ」
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