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呪いサイト
僕は誕生日が嫌いだ。彼は誰からも祝われたことがないからだ。彼みたいな奴
を祝いたい人なんてこの世にいないはずだ。この物語の主人公の彼の名前は
[野呂]という。鈍くやることが遅いため周りの人に「野呂はとろくさいからの
ろのろだよな」と馬鹿にされることが多かった。悔しい事に相談する相手すら
いない。両親は事故死した。僕は悔しくて仕方がなかった。よりにもよって
殺されるなんて。彼は精神が崩壊しそうだった。そんな時に偶然見つけて
しまったこのサイト。名は縦読みでNOROU。呪いたい人を思い浮かべて
たて読みをするだけで呪うこのサイト。彼は呪いたい人を思い浮かべ呪
い殺し続ける。
このお話はまだ続きがある。
「おーしできた。」佐伯という少年が言った。この話を書いた佐伯はいじ
めをしていた。いじめていた相手はもちろん野呂だった。最近野呂が
手‘‘を挙げてきたので呪いサイトに野呂の名前を書き込んだ。彼は支度した。
とうぜん野呂の家に行く。あいつがどんなことになっているのか楽しみだ。
「う…」
急に痛みが来た。「なんで…。」よく見たらこう書いてあった
『僕は誕生日が嫌いだ』
佐伯は絶望した。間違いのせいで自分の人生が終わるなんて…。でもよく見たらまだ間違いがあったそれも直そうと思ったが、もう体が動かなかった。
「ふ…これじゃあ俺がいいやつじゃねえか」佐伯はそういうと死んでしまった。
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