Y-5 Yの日のドラマ

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🎵風がくれた落ち葉の手紙🎵 たまには悪くないね こういうのも 🎵別れの詩🎵 『……………』 🎵喜びと悲しみを連れた🎵 でも何だろう 小説で書くカンジとは違う 🎵時間の運命🎵 もっともっと強い衝動にも似た感情 もしも文章で表現するなら 🎵さよならも言えずに🎵 『……………』 🎵涙に替えて贈る🎵 “全然浮かばないや……” 🎵青春の日々を染めた🎵 立ち上がり ベッドに向かうと それに添うようにゆったりとうつ伏せになってみる―― 🎵恋の終わり……🎵 『……………』 🎵青空に七色の虹が寄り添う時🎵 切なくて胸が苦しい―― 🎵黄昏の輝きがひとつ🎵 瞳を閉じると彼の顔ばかり浮かんでくる―― 🎵ほほをつたう🎵 小説に書くには 月並みな表現ばかり 🎵あの人のためなら笑顔のままでいたい🎵 でもそれが事実 🎵情熱の海に投げた🎵 着飾った文章の中の表現じゃない ただ純粋で真っ直ぐに 🎵愛の言葉🎵 『……………』 🎵想い出のリボン🎵 落ちている 間違いなく 私は恋に落ちている 🎵夜明けまでに結んで🎵 『………………』 🎵そして誰かの吐息で揺れている🎵 歌っている彼の表情を見ている間 幸せだった 🎵悲しみのリボン🎵 おそらくその場にいたみんなと同様に 彼に心を奪われた 🎵涙に濡れた私(ひと)の🎵 一人の観衆になっていた 『……………』 🎵通り過ぎてく季節は愛を越えられない🎵 きっと 小説の世界なら…… 私と彼の間に真っ直ぐなスポットライトが注いでいるのだろう 🎵振り返ればいつか歩いた🎵 でもそれが見えなかった 🎵道は消えて🎵 ただ真っ直ぐに歩いていくだけでよい道標が見当たらなかった 🎵恋心を寄せて見つめた男性(ひと)もいない🎵 “私はやっぱり脇役だね” 🎵また逢えるその日が……🎵 主人公になれない ヒロインになれない 🎵今では夢の中へ🎵 物語の脇役 大きな舞台の脇役 🎵永遠を胸に秘めた🎵 彼のステージの観衆の一人 🎵恋の終わり🎵 それでもいい…… 『……………』 🎵想い出のリボン🎵 ……って やっぱり何か違う 🎵夜明けまでに結んで🎵 『……………』 🎵そして誰かの吐息で🎵 私は他人の人生を生きているんじゃない…… 🎵揺れている🎵 物語の登場人物じゃない 🎵悲しみのリボン🎵 誰が決めたの? それでもいいって…… 🎵涙に濡れた私(ひと)の🎵 『……………』 🎵通り過ぎてく季節は🎵 ステージで歌う彼を見た時 私は羨ましかった 🎵誰も止められない🎵 私もステージに立ちたかった スポットライトを浴びたい――とかじゃない 🎵想い出のリボン🎵 彼の見る景色を 一緒に見てみたかった 🎵夜明けまでに結んで🎵 どんな景色が広がっているのか どんな幸せが広がっているのか 🎵そして誰かの吐息で🎵 感動を味わいたかった 🎵揺れている🎵 感動を共有したかった 🎵悲しみのリボン🎵 彼の隣で…… 『……………』 🎵涙に濡れた私(ひと)の🎵 ステージに立ちたかった 🎵通り過ぎてく季節は🎵 『……………』 “私にだって私の人生があるじゃない” 🎵愛を越えられない🎵 “私の物語は私が作らないといけないんだ” 🎵誰も止められない🎵 “大きな物語の脇役だっていい” 『………………』 🎵Woo………🎵 “私は私の物語の主人公でいたい……” 『……………よし!…』 ベッドから起き上がるとともに―― 何かが私の中で目覚めた気がした “当たって……砕けてもいいじゃん!” <<<<<<君はいったい誰なの? 私の名前は……
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