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二話 国王陛下に会います
どうしたらいいんでしょうか。ここに住んだらいい?
いや、うれしいんですけど……はは、もう知らない……
「シエル、お父さんがとりあえず会いたいって!」
「はぁ!?国王陛下が!?いや、無理無理!こういう時の態度って
よくわからないし無理だって!!」
「大丈夫、態度なんてどうでもいいから。早くいこ!」
はぁーーーー!!!!
クライス様はシエルの手を持って走った。
「ちょっと止まってーーーー!!!!」
国王陛下の部屋の前に到着
「はぁはぁ、早すぎ……」
「あ、ごめんね。じゃあ入ろっか。」
「お願いだから待って!手を引っ張らないで~!」
トントン
「失礼します、クライスです。」
「入れ。」
中から国王陛下らしきの声がした。
「失礼します、お父様」
「クライストよ、よく来たな。そこの少年が言っていた子か?」
「国王陛下!お初にお目にかかります、シエルと申します!」
「ほう?賢い子だな。そんな堅苦しい言葉じゃなくていいぞ?」
「ですが……」
「いいじゃんシエル。そういう態度ようわからないんでしょ?」
「わかった。ありがとうございます、国王陛下。」
「うむ。そういえばまだ名乗っていなかったな。私はこの王国の国王、
クロースである。よろしく頼むぞシエルよ。」
「よろしくお願いします。」
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