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「あの子可愛くなったよね!私達も全然わからなくてさ!」
「本当びっくりしたよね〜!私も恵子もびっくり!」
「で、誰なの?」
俺は必死で聞き出そうとした。
「さあ誰でしょう〜!」
「おいおい、教えてくれないのかい!」
「まあまあ、飲んで飲んで!」
ダム女子が俺のグラスをジョッキに交換し、ビールを並々に注いできた。
「あの子本当可愛くなったよ〜。昔はあんな感じじゃなかったのにね〜」
「は〜⁉︎だから誰なの?」
「私達のどっちが好きだったか教えてくれたら、教えてあげる〜!」
「え〜!なんなのそれ!」
こんな二人、本当好きだったわけじゃないのに。
「あんな子が彼女だったら、どんな男でも喜ぶよね〜。」
恵子は嬉しそうに喋っている。
「まあ、浩二君次第では教えるけど!」
ダメだこいつら、全く教えるつもりはない。
その時
「おお!こうちゃん!久々だね〜!」
司会のやっちゃんがきた。
「おおお!やっちゃん!お久しぶり!しかし変わったね〜。」
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