白い同窓会

14/16
前へ
/22ページ
次へ
「先生、いや美沙ちゃん久しぶりだね!中学校以来かな?」 「うん、そうかな?いや、一回あってるかも!」 「え〜!そうだっけ?いつだったかな〜。」 「まあ、それはいいとして、飲もう飲もう!」 俺たちは、色んな奴らと久しぶりの再会を喜んでビール、焼酎、ワインなどのグラスをじゃんじゃん開けていった。 始まって1時間が過ぎたころ 「いや〜飲んだ飲んだ!」 だいぶ酔っ払った時だった。 「浩二君……飲んでるかな〜」 ん⁉︎ 白い透けるような服をきた女性。彼女だった。 「え⁉︎あ、どうも!お久しぶり!」 「ね、浩二君…実は、私が誰かわかってないでしょう。」 「え、いや、そんな事ないよ!わかってるよ!えーっと。」 「問題です。私は誰でしょう!多分ここにいる、みんなわかってないと思うよ。」 「え⁉︎マジで⁉︎でもダム……いや、恵子ちゃんとひとみちゃんはわかってるみたいだったけど……」 「え〜そうかな〜。ふふふっ……聞いてこよ〜っと」
/22ページ

最初のコメントを投稿しよう!

17人が本棚に入れています
本棚に追加