だるま

3/6
前へ
/22ページ
次へ
樺島 理恵(かばしま りえ) とても暗く存在感の無い女の子、いつも一人で小説を読んでいる。 「私なら、わからない様に……殺すね……バレない様に数年後」 うわ〜、こいつなに言っちゃってるの?怖っ…… 「でさ、浩二君……どうする?やってみる?」 美沙には、周りの状況が見えてない… 「え、いや、時間あったら……やって……」 美沙はニコッと微笑んだ。 「また、感想聞かせてね!」 「あ……うん」 しかし だるまって…… 黒板には、やっちゃんと光輝の仕業であろう、ユニークなだるまの絵が描かれていた…… 「だるま……」 「本当!あの二人は最低だね!乙女心知れっちゅーの!」 美谷 仁美(みたに ひとみ) もう一人のひとみ。 ダムじゃ無い方。 いわゆる女子ヤンキー 「籠と光輝は男の屑や!ゴミと一緒に燃やせ!」 あ〜こっちも怖っ。 毎日がこんな感じの学校生活だった。 「だるま……」
/22ページ

最初のコメントを投稿しよう!

17人が本棚に入れています
本棚に追加