白い同窓会

5/16
17人が本棚に入れています
本棚に追加
/22ページ
菅野 正樹 俺の腐れ縁というか、ずっと連れ添って遊んでいる一番仲の良い友達。 「浩二は5分前に行くって言ってたのに、もう来てたんだ。」 俺は少し顔を赤らめてしまった。 「い、いや、バスが予想以上に早くて。まあ30分前集合は社会人の常識だからな‼️」 すでに、到着して30分は過ぎていた。 「おい浩二、もう店入っていようぜ‼️何人かもういるらしいぜ。」 「あ、うん、そうだな。行こうか。」 立ち上がり、周りを見ると、さっきまでいた、白い彼女はいなくなっていた。 あれ……どこ行ったのかな。 「お‼️達也だ‼️達也〜‼️久しぶり〜‼️」 相変わらず元気がいい正樹。 俺は、それよりさっきの彼女が誰だったのか気になっていた。 「同級生……だよな……」
/22ページ

最初のコメントを投稿しよう!