白い同窓会

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居酒屋 極限村 「それでは、俺らの担任でもあり、今は校長の…」 「おーーー!!」「え〜!あいつが校長⁉︎」 周りが担任の紹介でざわついていた。 「酒井先生です!皆さん拍手〜!」 担任の酒井先生 もう数十年振りの再会、すっかりおじいちゃんになった様にも見える。 俺達担任持っていた時は、厳しくビンタなんて毎回の事だった。 誰もが恐れる生活指導の担当でもあった。 「なあ、正樹…」 俺は先生の話など聞かず、正樹に声をかけた。 「ん?どうした浩二?なんかあったか?」 「いや、あの司会してる男誰だっけ?」 司会は清楚な格好でスーツにネクタイ。バリバリのビジネスマンに見えた。 「あれ?浩二忘れたの?やっちゃんだよ!お前結構いじられてたじゃん。」 「え⁉︎あれが……やっちゃん……」 当時は親泣かせ教師泣かせの大悪 籠 康隆(かご やすたか) 名前を聞いただけでも、みんな避けていく存在だった。 「あれが……」
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