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はじめに
私は絵が下手です。
しかし、模倣ならできます。
つまり、見本がないものを描くことができないのです。
絵が苦手な人ならご理解いただけると思いますが、頭の中にイメージというものが全く湧いてこないんです。
例えて言うなら、夢の世界。
夢って、見ている間は鮮明に覚えているのに、目が覚めた途端、輪郭がぼやけていき、終いにはほとんど思い出せなくなりません?
そんな感じです。
いざ描こうとすると、頭の中に描いたものが瞬時に形を失い、煙のように跡形もなく消え去るんです。
なので今まで、絵を描くことを頑なに拒んできました。
だって、描きたいものが描けないんだもん。
こんなにつまらないことはありません。
そんな私が、なぜ絵を描きたいと思ったか。
それは、エブリスタのクリエの皆さまの絵が、あまりにも素晴らしいから。
「どうすれば、あんな絵が描けるんだろう?」
最初はそんな好奇心からでした。
あれから4年。(長いなっ!)
万年筆からガラスペンの魅力に取り憑かれ、YouTubeを見ていた際に目にした、ガラスペンでのお絵描き動画。
色とりどりのインクが織りなす絵画の数々。
今まで全く興味がなかった……いえ、興味はありました。ただ、自分には縁が無かったお絵描きというものに、徐々に惹かれ始めてきたのです。
絵って素晴らしい。
私も描いてみたい。
というのが、絵を描こうと思ったきっかけです。
前置きが長くてすみません。
いよいよ次ページから、恐怖画像が続きます。
心の臓に自信のない方は、ご遠慮ください。笑
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