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「そんなふうに上から出ているように聞こえたとしたら不徳のいたすところなんですけど。茶化したりしたくないです。真剣に、凛さんは凛さん、昴さんは昴さんとして人間関係構築して仲良くなりたいと思っています。どうぞよろしくお願いします」
神妙になりすぎて、居住まいを正しながら頭を下げてしまった。
昴は特に返事をすることもなく「メニュー貸して」と手を差し伸べてきた。
時任が顔を上げると、しれっとしたすまし顔で「とりあえず何か飲もうよ。今度は俺が選んでいいの?」と笑いながら楽しげに言った。
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