それはまるで甘ったるい毒薬のように

恋を無くした日

飲むのは決まってブラックコーヒー。
隣で私は甘いミルクコーヒー。

煙草はいつもマルボロの赤。

眩しそうに私を見つめる姿が印象的で。

いつだって穏やかに話す人だった。

大人な彼と子供な私。

ブラックコーヒー飲めない私に。

甘いだけじゃない。

苦く苦しい恋もある事教えてくれた人。