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ティーポット
ここで問題になるのは
ティーポットの
大きさ と 形状である
何人分の紅茶を作るのか
人数に合わせて
お湯の量は変わってくる
ということは
それに見合ったティーポットを
準備する必要がある
なぜなら
4人用のティーポットは
4人分のお湯を注いだ時に
効率よくジャンピング現象が
発生するように計算され
それに適した形状を持っている
そこに2人分のお湯を注いでも
湯量が少なく 深さが足りず
しっかりジャンピングできない
ということは
用意に想像できると思う
ジャンピングとは
お湯の中に含まれた酸素が
茶葉に付着して
茶葉を浮き上がらせ
お湯の対流運動が発生する
茶葉が浮き上がる動きと共に
酸素は取れて また沈み
という
茶葉がジャンプを繰り返す
ように見える 動きのこと
ティーポットの形状は数種類あるが
湯の中で 茶葉を効率よく
ジャンピングさせるためには
丸い形状が 最も適している
この丸い形状のティーポットを
あらかじめ 温めておく
紅茶の茶葉は
緑茶より 少し高めの温度
95℃程度を維持することで
成分がしっかり溶け出る
ティーポットが冷えていると
せっかく沸騰させたお湯が
すぐ冷めてしまうからだ
ティーポットにお湯を注いだら
ティーコジ―を被せて蒸らす
ティーコジ―がない場合は
ニットの帽子やタオルなど
適宜 身近なもので保温する
※ 補足
ただし茶葉によっては
ジャンピングしないものもある
ジャンピングしなくても
蒸らす時間を適切に守れば
美味しい紅茶ができるはず
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