真面目にお仕事してただけなのに〜(TT)

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「犬飼君、大土佐寺君お疲れ様でした と言いたいところですが、 後はお社と祠の前の掃除と 仕分けした超誇丸を保存庫へ運ばなければ なりません。 そうしたら、ご飯にしましょうね」 にっこり笑って言う祈念みこ。 「き、祈念さん。それきつい」 「おい、優人。この位でへばってどうする。 おまえ、血闘道で体鍛えているだろ」 「一か月前からじゃまだまだ体力つかねーよ」 「どんだけひ弱な生活送っていたんだよ。 ほら、みこちゃんが手押し車持ってきてくれたから 少しは楽だぞ。それに鍛錬にもなるからとっとと動け」 へーいと言いながらオレは立ち上がった。 「あのう、保存庫といっても、道場の裏手にある あそこに見えるプレハブ倉庫に入れるだけですから。 後少しですよぉ」 そう言われて、オレと巌雄はさっさと終わらせようと 手押し車に、笹にくるまれた超誇丸を結んである蔓を プレハブ倉庫までに運んだ。 蔓は丁度オレの背丈程(160㎝くすん)だから 結構な量を一辺に運ぶことができた。 その作業を繰り返している時、道場の方から 師匠がおーいと言いながらやってきた。
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