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「そう!でさ、その時プロポーズだから指輪必要だと思うんだ!
でも俺、どんな指輪がいいかわからなくて・・・三浦、今日七瀬が好きそうな指輪買って来てくれないか?」
「え?私が?そんな大事な人にあげる指輪、私選べないわよ!」
「三浦は七瀬と仲良いから好みとか わかるだろ?」
「でも・・・・ちなみに予算は?」
「結婚指輪っていくらくらいなんだ?俺わからなくてさー」
「あのさ、安いものじゃないんだから自分でお店行って選んできなよ」
「今日の昼渡したいんだ。俺は午前中七瀬の両親にプロポーズするって報告をしてから、おやじさんに厨房借りて昼に七瀬に蕎麦を食べてもらう為に支度がある。だから指輪を買いに行く時間がない」
「あ!こうするのはどう?
私が昼前に私が亜里沙をジュエリーショップに連れて行って、
亜里沙が欲しい指輪を調査して、こっそりその指輪を購入して、
あとで解散したら亜里沙より先に店に着いて結婚指輪を山田に届けるとか。亜里沙には私が指輪買いたいって言っておいて、ついでにつけてみたら?って言って、作戦に気がつかれないように選ばせるから」
「いい作戦だな!!三浦、お願いできるか?!」
「しょうがないわね。亜里沙が幸せになるためなら山田の無理なお願いくらい聞くわよ。お金はどうする?」
「今日三浦の家にデビットカード渡しに行くからそれで亜里沙の選んだ指輪買って来てくれるか?」
「・・・いくら入ってんのよ」
「300万くらいはあるから300万以内で頼む!」
「?!なんでそんなにあるわけ?!!」
「お金か?バイト代使ってないし、ブログ収益があるからな」
「ブログ収益?!!」
「今まで見たAVのおすすめを紹介するブログ書いてたら収益出てさ」
「AV好きがそこまでいってるなんて知らなかった!!!」
「それに、この前ビデオ全部売ったんだけどさオークション出したらレアなやつは結構高価値で売れたからな。50本で40万くらいかな」
「マジか・・・てか、そんなカード私に預けて大丈夫なの?!」
「三浦は信用してるからな!三浦頼むな!!」
「分かったわよ。協力するから絶対仕留めなさいよ!」
「押忍!」
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