一目惚れした王子様

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はるなから司の連絡先を聞いて、会うことにした。 話の内容が内容なので、やつのマンションに招待された。会社の前まで黒塗りの迎えの車が来て、それに乗ってやつのうちに行った。 教えられた番号をロビーで押して、やつを呼んだ。それにしても、すげータワーマンションに住んでやがる。コンシェルジュまでいたし。一人暮らしの部屋でこうだから、実家とかもっとすごいんだろうな。 考え事してると、やつの声がした。 「来たか。入れ。」 「お、おう。」 俺は専用エレベーターでやつの部屋に入った。 「この前は逃げてごめん。」 「俺が強引すぎた。すまない。」 こいつが謝ってる?キャラ違くね? 「ただ俺はお前が好きなだけなんだ。」 ギュッといきなり抱きしめられた。 俺は何も言えず、固まったままになっていた。
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