教祖の裏面

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マズマン教の創始者マズマンの前身は詩人であった。 ある日、詩作に苦悩していたマズマンは、隅田川で入水自殺を図った。 が、膝の辺りまで入水したとき、突然「汝、教祖となりて衆生を救うべし」という神の啓示が降ってきたのだ。 神の光に打たれたマズマンは、慌てて岸辺に這い上がった。 そして、そこで一人の男と出会ったのである。 その男とは、 ブルーテント住人イシダ。
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