14人が本棚に入れています
本棚に追加
「そっか…
そうだよね!」
晴輝は少し納得したような口調で話してくれた。
「晴輝、私達結婚できないかな?
結婚しないとお腹の中の赤ちゃんは、父親がいないことになってしまうから…」
私が率直な思いを晴輝にぶつけると晴輝が、
「志乃はそれでいいの?」
と心配して聞いてきたので、
「うん、いいよ!
私は大丈夫!」
としっかりした口調で答えた。
「志乃の両親が、反対するんじゃないかな?」
さらに晴輝が心配そうに言ってきたので、
「私の両親には、私がきちんと話して理解してもらうようにするよ!
だから、晴輝は心配しないで…」
と答えた。
晴輝は少し安心したようだったけれど、やはり私への心配がぬぐえないようで、
「志乃、あまり無理しないでね!」
と言ってきたので私は、
「うん、大丈夫だよ!」
と笑顔で答えた。
最初のコメントを投稿しよう!