書を捨てよ、町に出よ

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書を捨てよ、町に出よ

と、言ったのは現代演劇のカリスマ寺山修司。 今回は逆。 『書を探せ。家にいろ』 コロナもあるんだ、ステイホーム。だいたい、寺山修司は捨てよと言いながら、全く捨ててないし。 んなこたぁどうでもいい。 エブリスタにある作品を読みなさいという話。 相互的にやるのではなく。宣伝トピから漁るのではなく。 自分でスコップして探す。 タグ、検索ワード、賞レース、応援リスト。 で、その中から自分の好みに合いそうな、出来れば長編なら本棚四桁以上、短編なら受賞作品を読む。 これね。凄く参考になるんです。 なぜ、集客できるのか。なぜ、受賞できたのか。 テンポ。言葉の選び方。セリフの流れ。世界観。 学ぶことはたくさんある。 勿論、探してみて、面白そうと思えば、本棚が四桁なくても、受賞してなくても読むのも勉強になります。 大事なのは、宣伝トピからではなく、自分でスコップして、見返りは求めず、ただ読むっていう行為。 そう。見返りは絶対に求めてはダメ。純粋に面白いと思えば、星もレビューやコメントも自然に出てくるはずだし。見返りなんていらないし。
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