英国紳士風おじいちゃん

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英国紳士風おじいちゃん

「もう!おじいちゃんうるさいっ!」 「お嬢様、そんな言葉は品位を損ねます。」 「………」 私は葛城(くずしろ)さやか17歳。高校二年生。 さっきから鬱陶(うっとう)しい言い回しをしてくるのは私のおじいちゃん。 「お嬢様じゃないってば!生きてた時と同じようにさやかって言ってよ。」 三年前に亡くなった祖父はなぜか私の守護霊になった。 そして、なぜかキャラが変わっていたのである。
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