プロローグ

2/3
前へ
/11ページ
次へ
side理依奈/クララ 鏡には薄ピンク色のふわっとした髪、金色に近い茶色の瞳を持ったロリっ子がいた。 ーーうわ、何この顔お人形さんみたいだなぁ。 「可愛いわ!私はこの世界のヒロインなのね」 、、、は? 前者は私が思って言いたかったこと。後者は喋ろうとしたら口が勝手に動いて言ったこと。分かる人には分かると思うがまるで悪役令嬢小説の電波ヒロインのような言葉だ。 そもそも私は日本の自室にいたはずだ。なのに知らないところにいて、 鏡に映る自分の姿も違うしで、私はキャパオーバーした。
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加