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警視総監室。
「俺に用ってなんだ?親父」
「お前にしかできないミッションだ!!翔」
「はぁ?」
親父は俺に一枚の紙を渡した。
「小鳩保育園?父親参観??」
なんなんだこれは・・・!?
「俺の代わりにお前にある親子の参観に参加してもらいたいんだ…」
「・・・まさか…平子小夜さんと香里ちゃん親子か?」
「ご名答…翔お前…知っていたのか…そっか…なら、話が早いな…頼んだぞ・・・円には内緒だぞ…翔」
親父は母さんには内緒だと念を押した。
親父にとって、小夜さんは隠し子。そして、彼女の子供の香里ちゃんは孫。
母さんには内緒にしてくれという親父の気持ちは理解した。でも…母さんは二人の存在をとっくに把握しているぞ…
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